同じマンションに住む奥様のご趣味、ジャズバンドの公演に行きました。
20代のお嬢さんを2人持つ方なので年は少し上だけど、感覚が若くて大好きな人。
最近はたまーに夜、バンドの練習帰りやお仕事帰りにお会いするくらいです。
(saxにハマってる)
最近の区民ホールというのはとても立派ですね。素晴らしい環境で音楽が聴けました。
今日は2団体の合同リサイタルでお知り合いは1部に登場。
こちらは総勢60名からなる超ビッグバンド(通常ビッグバンドというのは17~18名
だそう)でものすごい迫力でした。
ジャズなんてグレン・ミラーとベニー・グッドマンのCDくらいしか持っていないけど、
最初はお約束のようにIn The Moodを演奏してくれて、私は。。。
泣いたー!!!
ダメなんですこういうの。大勢が力を合わせて何かするということにとても弱い。
さらにそれが音楽で大音量だったりするともっとヤバい。今回はまさにソレ。
開演前から
やばいやばい絶対くるーっ! と思ったらやっぱり
うるっ と涙が出た。
知っている曲も知らない曲もわりと好みで(ムーディーな曲よりテンポがある方が好き)
最後はWhen The Saints Go Marchin' In(聖者の行進)。
これはジャズか?行進曲をアレンジしたのか?
ビックリするくらいステキな曲になってこれまた感動。
各曲ごとに解説をつけてくれたのでこれはありがたかった。
続いて2部はこの超ビッグバンドの人が何名も残っていたので選りすぐりバンドか
どうかはわからないけど人数は半分くらいで、音のキレといい、質といい明らかに
上手かった。でも曲がやや玄人好み(?)のような感じで、軽くウトウト。。。
そして両バンド合同で最後に
明日があるさ
あの歌謡曲がアレンジされるとこれまたステキなジャズに!
最後にアンコール。もう一度In The Mood で拍手喝采のうちに終了。
In The Moodは途中からなかなかテンポをとるのが難しかったけど、もう少し
自由な聴き方ができないものかな?と思ったりして。。。
わりとみんな微動だにせず鑑賞していたけど、もっと各々好きに楽しんでもいいん
じゃないかな。隣の人はちょっと揺れてたので私も少し揺れてみました^^
ゲストとしてサックス、トランペット、ドラムプロの方も3人登場。
ドラムソロなんて初めて聴いた!
各曲ソリストがいて、トータルにするとソロをやった人は結構な数になったと思う。
昔ブラバンだったとか、やっぱりちょっと上手い人なんだろうな。
お知り合いは超ビッグバンドの端の方にいてソロもなかったけど、公演後会った
彼女は本当に楽しそうで、私もまた嬉しくなりました。
音楽って素晴らしい。明日も頑張ろうという気持ちになる。
そして感動はいつまでも消えずに残ってる。
小学生の時、市の演奏会かなんかで中学生の吹奏楽部が演奏した
宇宙戦艦ヤマト
を聴いて鳥肌が立ったり、上松美香さんの
アルパ演奏を聴きに行って、私より全然音感の
無い妹と2人始まるや否や号泣したり、宝塚のレビューで
これでもか!というくらい
踊りまくるジェンヌ達を見て
スカーッ! としたり。
そんなことを思い出したステキな1日。
どんなことでも、没頭できることがあるってステキなことです^^
人がどう思おうと関係ない。誰も入り込めない自分だけのもの。
そしてそんな仲間が集まれば何時間だって時間が潰せる。
それが趣味(自分を勇気づけている?!)。
バカなのはオットです。
当初一緒に行く予定だったのに朝の豪雨で出鼻をくじかれ私1人で行きました。
「スウィングガールズ」を見て以来、ちょっとsaxに興味を持ってたのに。
In The Mood 2回も聴けたのにさー。